自己破産・・・連帯保証人への影響はあるの?〜財産・クレジットなど〜

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自己破産・・・連帯保証人への影響はあるの?〜財産・クレジットなど〜

自己破産手続きを行った場合、周囲の人に迷惑を掛けるのではないかと心配になってなかなか踏み出せない…そんな方は多いのではないでしょうか。
ここでは自己破産を行った方の体験談を通して、よりリアルな現実を見ていくことにしましょう。

 

自己破産を行った影響

自己破産を行う際、基本的には自己破産を申し立てた本人にのみ、様々な制約が出されることになります。

  • 財産になり得るものは没収される

    (この場合、生活に必要な最低限のものは対象に含まれません)

  • クレジット・ローンは5〜7年組むことが出来ない
  • 申請中は特別な資格を必要とする職業に就くことが出来ない
  • 申請中は海外渡航を制限されることがある

などです。

 

自己破産をする際の注意

基本的には、申請者本人のみに制限がなされるので家族には影響がありません。
配偶者のクレジットカードが止められてしまう・子供の進学に影響が出るなどは心配しなくて大丈夫です。

 

しかし、注意が必要な場合があります。
それは、連帯保証人がいる時です。

 

そもそも連帯保証人とは、その人が支払い責任を負えなくなった際に代わりにその責任を負うという役割のことを言います。
ですから自己破産申請者が支払えなくなった場合には、連帯保証人にその責任が移ることになります。

 

もし配偶者が連帯保証人になっている場合には、配偶者の車・財産なども没収の対象となります。
誰にも知られずに静かに自己破産を行いたい…これは連帯保証人が付いている場合には不可能なことであると考えましょう。

 

自己破産を行った体験談(40代女性Aさん)

元々体が弱いこともあり、借金が膨らみどうしても返せない状況に陥ってしまいました。
自己破産をすれば借金を返す必要が無くなり、生活が楽になる…そんな風に安易に考えていた私は、弁護士事務所の無料相談に自己破産を相談しに行きました。

 

色々話していくうちに両親の連帯保証人つきで借金をしている案件があることを思い出し、その場合には私の支払いは免除になっても結局連帯保証人である両親に支払い責任が移るだけだという事実を突き付けられました。

 

「安易に連帯保証人になるな」とよく言われますが、どこか他人事で聞いていた自分がおり、この時に初めて連帯保証人の恐さや自己破産の恐さを思い知った気がしました。

 

私の場合、結局は両親に相談し両親が支払いをしてくれるという形で自己破産を選択しましたが、私を信頼して連帯保証人になってくれた人に対して本当に申し訳ないことをしたという後悔の念でいっぱいです。

 

両親には頭が上がりませんし、これから親孝行をして少しでも恩返しをしていきたいと思います。

 

連帯保証人がいる場合の自己破産は、このような意味でおすすめできません。
自分さえ解放されれば良いという問題ではないのです。
自己破産という形でなくても、その他の債務整理など方法がないか弁護士に相談して自分が一番納得のいく方法を探していくことをおすすめします。